院長ブログ

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2008.04.13更新

今日ミュージカルSEMPO観て来ました。SEMPOとは迫害を受けた多くのユダヤ人に日本のビザを独断で発行することによって、多くの命を救ったリトアニア駐在の副領事杉原千畝氏のことです。

 中島みゆきさんのファン(妻は追っかけと私を呼びます)としては中島さん作詞作曲の初ミュージカルと聞いて、行かない訳にはいきません。一寸残念なことに中島さんの曲は6曲だけでした。でも聴くとすぐ判りました。詞も曲も独特の雰囲気に加えて、輝きを感じたのは私がファンだからでしょうか。主演の吉川晃司さんも曲を書いていてこれも良い出来でした。あとの曲は外国の方で可も不可もなしといったところでした。
 第一幕は第二次世界大戦前の世界情勢がミュージカル仕立てで延々と続き、一寸退屈気味でしたが、最後に千畝役の吉川さんソロが素晴らしく、突然引き締まりました。
 第二幕はナチスに占領されたポーランドからリトアニアに脱出してきた多くのユダヤ人達に、千畝が日本の外務省の訓令と、リトアニアを当時占領していたソ連の退去勧告を無視して、自らの立場を危うくすることも省みず、ひたすらに命を救うため、強制退去させられる駅のホームまでビザを書き続ける、感動的なストーリーで、最後中島さんのNOWで大いに盛り上がって終わりました。途中からは見ていて涙が止まりませんでした。杉原千畝が発給したビザで救われたユダヤ人は実に六千人に及び、リトアニアはその後ナチスに占領され二十万人のユダヤ人が犠牲になったそうです。
 戦後千畝は外務省を解雇(外務省によれば依願退職)されます。ビザの発給を受けたユダヤ人達は日本に渡り、一部はアメリカへ達し、日米が開戦したあとは上海のゲットーへ送られ終戦まで生きながらえます。1985年千畝はイスラエル政府から諸国民の中の正義の人として表彰され、顕彰碑が作られます。翌年千畝は亡くなり、外務省が'杉原副領事は、勇気ある人道的行為を行ったと認識している'と認めたのはさらに5年後のことです。

投稿者: 篠崎医院

2008.04.13更新

今年に入ってから、どういうわけでしょうか、淋病が目立ちます。風俗店へ行ったり、無防備なセックスがあった翌日から数日後に、尿道から膿がダラダラと流れ出す典型的な淋病が多いのですが、クラミジアと判断に悩む比較的軽症のケースもよくみられます。

 去年から淋菌とクラミジアを同時に検査することが保険で認められましたが、結果が出るまで1週間かかってしまうので、いま苦しんでいる患者様のためには、エイッと経験に頼った直感で治療を開始しなくてはなりません。なお、淋病とクラミジアはしばしば同時に感染しますので、どちらなのか判断がつかなくて当然の場合もあります。

 淋菌という菌が抗生物質への耐性の獲得が非常に早い菌なので、新しい薬が出てもじきに効かなくなってしまいます。そんな中でも現在一番有効性が高いのは、セフトリアキソンあるいはスペクチノマイシンという2種類の薬で、両方とも注射薬です。飲み薬だけで淋病を治すのは今では殆ど不可能です。このことをご存知ない医師が多いため、あるいは派手に宣伝している保険を扱わない医療機関の中には故意に治療を引き延ばすため(?)、飲み薬だけで治療を受けて何週間も悩み苦しんでいる方もしばしばお見受けします。

 先日は注射をしましょうと言ったら逃げてしまった方もいらっしゃいましたが、今頃どうされているでしょうか。淋病は放っておくと尿道にとどまらず、奥へ入って行き、精巣が腫れあがったりすることもある恐ろしい病気です。注射が痛いのは一瞬です。怖がっていないで当院へお越し下さい。保険証をご持参いただいて、淋病かクラミジアで治療するなら多分4000円以内でおさまります。

投稿者: 篠崎医院

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