院長ブログ

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2004.02.07更新


正直に告白すると、HPの写真のとうり筆者はデブである。身長174cmにたいし最近でも体重は86kg(2011.09.07現在77.8kg)もある。しかしデブだからこそ今まで何回もダイエットに挑んできたし、またピーク時の97kgから11kgのダイエットに成功した者として、偉そうにダイエットについて書かせていただく。

ダイエット≠体重を減らすこと
 体重を減らすことはさして困難なことではありません。食べなければ当然体重は減って行きます。しかしいつまで続けることができないのはもちろん、どんな場合でも必要最低線のカロリーを下回る食事制限は免疫の低下、内分泌の混乱などを引き起こし、時には生命の危険さえもたらすことがあります。筆者は極端なカロリー制限中に生じた若い女性の重症呼吸器感染症を、一度ならず経験しました。
 極端な食事制限の元では、体は飢餓状態となり、エネルギー消費の激しい(基礎代謝の大きい)筋肉の割合を減らし、入ってきたエネルギーを脂肪として蓄えようとします。体重の減少は体に警報となって、食欲を増加させて接種カロリーを増やし、基礎代謝を低下させて消費カロリーを減らし、体重を戻す向に作用します。まさにリバウンドです。

ダイエット=余計な脂肪を減らすこと
 では運動で体重を減らすことは可能でしょうか。ボクシングやレスリングの選手たちは大変なハードトレーニングを積み重ねています。しかしそれだけで競技の体重制限をクリアできる人はほとんどいません。多くの選手は苦しい食事制限を併用しています。激しい運動1時間で消費されるエネルギーは600-1000kcal程度ですが、脂肪1kgの持つエネルギーは7000kcalにもなります。ランニングを7時間続けられますか?汗を流した後体重が減っているのは、脱水になっているだけで水を飲めば戻ります。
 体重を減らすには食事制限が必須です。しかし極端な食事制限では筋肉が減少して基礎代謝が低下してしまう。ジレンマです。これを最小限に抑えるためには、良質の食事(1600kcal-1800kcal)に加え、脂肪を燃やす有酸素運動(ウォーキング等)と筋肉を鍛える無酸素運動(筋力トレーニング等)をともに併用することが必要です。3つのうちどれか一つが欠けてもダイエットは成功しません。しかし難しく考えることはなく、時々1つくらいさぼっても心配することはありません。気楽に気長にいきましょう。

リバウンドにご用心
 リバウンドの起きないダイエット法はあり得ません。意志が弱いからリバウンドが起きるのではありません。体重が減った体から警告がでて、失った体重を取り戻そうと起きる当然の反応がリバウンドです。急激な体重減少には要注意です。月1kg程度の減量にとどめるべきでしょう。また毎日体重を測ってグラフに書くことをぜひお勧めします。右下がりのラインは、意志が挫けそうになったときの強い味方になってくれるはずです。

投稿者: 篠崎医院

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