院長ブログ

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2008.04.13更新

今年に入ってから、どういうわけでしょうか、淋病が目立ちます。風俗店へ行ったり、無防備なセックスがあった翌日から数日後に、尿道から膿がダラダラと流れ出す典型的な淋病が多いのですが、クラミジアと判断に悩む比較的軽症のケースもよくみられます。

 去年から淋菌とクラミジアを同時に検査することが保険で認められましたが、結果が出るまで1週間かかってしまうので、いま苦しんでいる患者様のためには、エイッと経験に頼った直感で治療を開始しなくてはなりません。なお、淋病とクラミジアはしばしば同時に感染しますので、どちらなのか判断がつかなくて当然の場合もあります。

 淋菌という菌が抗生物質への耐性の獲得が非常に早い菌なので、新しい薬が出てもじきに効かなくなってしまいます。そんな中でも現在一番有効性が高いのは、セフトリアキソンあるいはスペクチノマイシンという2種類の薬で、両方とも注射薬です。飲み薬だけで淋病を治すのは今では殆ど不可能です。このことをご存知ない医師が多いため、あるいは派手に宣伝している保険を扱わない医療機関の中には故意に治療を引き延ばすため(?)、飲み薬だけで治療を受けて何週間も悩み苦しんでいる方もしばしばお見受けします。

 先日は注射をしましょうと言ったら逃げてしまった方もいらっしゃいましたが、今頃どうされているでしょうか。淋病は放っておくと尿道にとどまらず、奥へ入って行き、精巣が腫れあがったりすることもある恐ろしい病気です。注射が痛いのは一瞬です。怖がっていないで当院へお越し下さい。保険証をご持参いただいて、淋病かクラミジアで治療するなら多分4000円以内でおさまります。

投稿者: 篠崎医院

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